若手Aの自分勝手改革論

『ココがヘンだよ学校教育』 一労働者の目線から、学校教育を妄想改革していきます。

007 妄想初任者研修改革

おはようございます。
嵐のような一年が去り、また嵐のように一年がやってくる。教員のみなさんはホッとしながらもソワソワした時期なのではないでしょうか。

しかし、今の時期、最もソワソワしているのは誰なのか。もうお分かりですよね。

そう、新採用の初任者です。

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しかし、初任者の方には申し訳ないのですが。
現行の初任者研修には大きな問題があります。

私は講師で特別支援級→専科を経ての学級担任だったので、楽しく過ごすことができたのですが、新卒で初任者として学級を任されていたと思うとやりきれていたのかどうか聞かれると自信がありません。

ここで私が勝手に妄想で初任者研修を大幅に改善していきたいと思います。






まず我が自治体の初任者研修制度の現状を紹介しておきましょう。

・年15程度の外部研修の受講
・選択制の研究会の提案授業の参観を数回
・5年目までに指定された研修を受講
・宿泊研修の受講

・初任者研究授業を2回
・地区別提案授業を2回
・年3回の巡回指導
・週2回の指導教官の参観授業
・週2回の指導教官の師範授業参観

・ 各種レポートの提出


よく聞かれるのが
「初任者は忙しい」という声です。

でもこれって本末転倒じゃないでしょうか。

私は3年の講師経験を経て採用され初任者研修を受講したのですが、5年の教員経験の中で最も忙しく最も子どもと向き合う時間が少ない1年でした。
また講話や研修の内容は講師を経験した私にとっては「今さらそんなことを…」といった内容が殆どで教室を空けてまで参加するような意義を感じることはできませんでした。

初任者はまず「教員の仕事は楽しい」、「子どもたちのために頑張ろう」と思ってもらうことが一番なのではないでしょうか?

そこで私はこれを大きく改革します。

まず、初任者研修の受講対象を
『その自治体に採用されて1年目』ではなく
『教員として初めて勤務してから1年』と変更。
10年講師を経験し、卒業生も出している人が初任者研修を受講する傍ら、初めて学級担任をもつ新卒者が誰の助けも得られずたった一人で学級を担任するのはどう考えても滑稽です。

そして、講師も含め採用から1年未満の者に学級担任をもたせることはできないとします。

以前、このブログの『001 妄想人事改革』でも触れましたが私は副担任制度を推奨しています。
根も葉もない思いつきではなく、実際に中学校では新卒は支援級や副担任からキャリアをスタートさせることが多いそうです。

担任をもたないことで出張等も行きやすくなると思います。

そうすることによって『研修』という名目がなくとも、多くの先生の学級を知り、授業を見て、様々な子どもたちとかかわりをもつことができる。

まさに『生きた研修』ですね。

副担任は午後は空き時間にして
学年の仕事や、採点や環境整備などに充てる
学年の負担軽減にもなります。
また時間に終われることなく『校務』を知ることができます。
残った時間はめいっぱい授業準備をしてください。
報告レポートや研究授業の指導案なんかもたくさん書けてよいのではないかと思います。

また初任者の残業を法律で禁じます。
タイムカードで厳格に勤務時間を管理して、違反した学校は全職員を減給処分にします。

せっかく採用した優秀な人材をくだらない理由で使い潰さない、一人一人をきちんと育成することで結果的には経費も長いスパンで見ればトントンくらいには持ち込めるのではないでしょうか。
さらにこの仕組みによって教員の気持ちに余裕ができ、教員の仕事に対するポジティブイメージが定着し、志願者も増えるのではないでしょうか。

損して得とれ、ウハウハですね。

しかし試用期間、研修期間は2年に延長します。
そして2年目は学級担任を任せます。
ただ、出張や研修はほとんど初任者の段階で済ませているので学級の業務に専念できます。










今の教育職に対する流れ、お偉いさんから降りてくる流れには我々の個別の能力や精神的、あるいは体力的な要素が全く考慮されていません。
我々は休まなくても大丈夫、我々は何を言われても動じない、教育ロボットであることを前提とした仕組みが粛々と整えられています。
高い離職率や、療休、そんなものはまるで知らない見えない聞こえないかのように仕事が増えていきます。

しかし、教育こそ最も経費をかけて手厚く振興していく分野ではないのでしょうか。

初任者に多大な負担を強いる現行の初任者研修制度なんぞ…

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