若手Aの自分勝手改革論

『ココがヘンだよ学校教育』 一労働者の目線から、学校教育を妄想改革していきます。

013 妄想!!職員室意識改革

お久しぶりです。
新しい学年がはじまり2ヶ月。
私は学年団の帰らなさに恐ろしさを感じています。

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その帰らない圧力は私すらも19時までは拘束するレベルでございます。

しかし、ここでは愚痴を言うのではなく
Twitterでもよく聞かれる「帰れない雰囲気」
について分析していきたいと思います。

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4種類の人間が放課後の職員室にいます。


A群 居座り型残業者
B群 思考停止型残業者
C群 空気読み型残業者
D群 希少型残業者

それなりのネーミングをつけてみました。
それぞれの層にも+群と-群が存在します。
それもふまえて特徴を分析していきましょう。


A群 居座り型残業者

そもそも残業を苦痛とも感じていない層
残業をすることではなく職員室に残ることが目的なので、仕事を終わらせることが目的ではありません。自宅に帰ってもやることがなかったり、仕事そのものが趣味になっている場合が多いです。

A群+は気さくで学年団の雰囲気を良くしてくれます。そして、若手には「いつもがんばっているからたまには早く帰りなさい」と優しい声をかけてくれます。
良い人がゆえに、あなたが残っていると帰りにくいんですよと言えない、実は厄介な存在でもあります。

A群-は最悪です。早く帰ろうとすると「もう終わったの?」「よく帰れるね」なんてプレッシャーをかけ、放課後は悪口大会です。
そんな人がいるとまさに帰りたくても帰れない状況ができあがってしまいますね。




B群 思考停止型残業者

教員とは残業をするべきだ、残ってあたりまえだ。与えられた仕事は全てやらなければいけないと思い込んでいる層です。若手~中堅に多いですかね。
業務を精選しようとは思っていない、放課後にテストの○つけをしていたり、ノートのチェックをしていたりする層ですね。
そんな自分を正当化させる、誇れる部分は労働時間。だから仕事の内容ではなく遅くまで残っている自分に誇りを思っているタイプです。
自戒を込めて言うと私もこの層です。

+群は何とか業務を減らそう早く帰ろうと試行錯誤しているもののなかなか改善ができない。だから他の人のよりよい方法を見つけるとそれを取り入れたり、努力は見受けられます。

-群は業務精選をしている人を「サボり」と断定します。そして「私はこんなにやっているのに、あの人は~」と悪口を言います。
その結果、その業務精選はサボりと認定されB群+を脱した人をC群へと引きずり下ろします。
ここはA群-と違って中堅層が占めているのも特徴ですね。
行事などの提案でも、予定通り進まないと怒り心頭なのもこの層です。
臨機応変が苦手なタイプとも言えるでしょう。



C群 空気読み型残業者

教員とはそもそも真面目で勤勉な人間が志す傾向のある職業だと思っています。
だから「みんなが頑張っているから私も」という感情は誰にでもありうるものだと思う。
仕事のない初任者がなんとなくワークシートを作ったり、教科書を読んでいたりするのもそういうことなのではないでしょうか。

+層はできることなら早く帰りたいと考え実際に行動します。「何か学年の仕事ありますか」、「これやりましょう」。私が帰りたいからみんなが早く帰れるようにしようと、自らプラスの空気を醸成しようと動いてくれます。

-層は何も考えずただ時間を溶かしているタイプです。その層はもれなく仕事が増えたりするとB群-にランクアップを果たします。そして、B群+からここに引きずり落とされる場合もあります。ただし、本質的には早く帰りたいと思っているため他の-群に比べれば幾分かマシです。


D群 希少型残業者

これは上記3つとは独立して考えるべきですが、放課後の職員室に残っているという意味では同系列だと思うので挙げさせていただきます。
一言でいうと「あの人が残っているなんて珍しい」と言われる層です。
本当に必要性を感じて残業しているタイプですが、何故か職場でイロモノとして見られてしまっている人間です。
この人に対する悪口が耳に入ってくることによってさらに帰りにくい雰囲気を醸成しているともいえるので、帰りにくい雰囲気に火をつける着火材になってしまっていることは事実です。

+層はやるべき仕事は抜かりなく終わらせていると言う層です。普段早く帰り、必要な時だけタイムリーに残業する。
そんな人に対する+群の評価はとてもよいものでしょうし羨望の眼差しで見られていること間違いなしです。
しかし-層からしてみると嫉妬の眼差しで見られます。早く帰っているのに、仕事ができる。そんな人に対しては-層は苦肉の策として「別枠」として考えます。変わっている人と処理します。
このD群+層が増えていけば、職場の「帰りにくい」雰囲気は緩和されるのですが、ここは志と力と勇気を持ち合わせた新の勇者しかたどり着けない境地なので難しいでしょう。
D群-層からの昇華やB群+層からの成長に期待しましょう。

-層はやるべき仕事に穴があるため「あの人は早く帰っているから仕事もダメダメなんだ」と言われてしまう。-層にとっては格好のカモになってしまう存在です。
決してこの人たちの仕事がいい加減なわけではありませんが、正しいことをしていても圧倒的多数の前では無力なのです。
この層は不当な扱いを受けることで、-層のサンドバック的存在になってしまっています。C群-層はD群-層のようになりたくないが一心で時間を溶かします。


以上が私の分析です。
わかりやすくまとめると。

・皆が早く帰りたいと望んでいるわけではない。
・早く帰ることがいけないことだと思っている人がいる。
・残業するのは仕事の成果をあげるためではなく攻撃を避けるためである。
・残業をしている人の半数以上は仕事の成果を上げていない。
・残業をしているからといって優れた教員であるというわけではない。


といったところでしょう。

じゃあ我々に何ができるのか。

「帰りにくい雰囲気」を作ることで一番苦しい思いをするのは弱い立場の人間です。
初任者、崩壊学級の担任、学年で浮いている人、教員間での関係でうまくいっていない人…

一人ひとりができることは、残業という手段で自分だけの身を守るのではなく、率先して帰ることで職場に「帰りやすい雰囲気」作っていくことではないでしょうか。

同じ学年団の若い先輩が言います
「帰れる雰囲気ではなかった」と。
そして、その先輩は早く帰る時は「~しなくちゃいけないから」と理由を言って帰ります。
帰るって悪いことなの?

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行事の提案がうまくいかなくても
みんなで臨機応変で対応すればいいじゃない。
指導案も書き方がちょっと違っていても、大目に見ればいいじゃない。

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早く帰る若手のミスを笑ってフォローできる中堅を目指したいと思いますが。