若手Aの自分勝手改革論

『ココがヘンだよ学校教育』 一労働者の目線から、学校教育を妄想改革していきます。

番外 「見捨てる」がベストな理由

質問箱の内容に
知的に厳しい子が教室にいます。支援級の対象児童なのに保護者の希望で通常級にいます。
支援できてません。どうしましょう。

との答えに
通常級にいる以上は他の子と同じように支援をします。一時間の目標は達成できないので、見捨てることになってしまいます。

と、回答。
この結論は私の中では色々ご意見いただいて毎回推敲するのですが、この結論以上のベストが見つからず皆様との相違を埋められずに苦悩している分野でございます。

ただ、様々意見をいただくなかで多い合理的配慮を成していない、担任としてどうなんだというご意見が多いのですが、ここで言わせてください。

私は精一杯全力を尽くしています。
手を抜いた支援をしているつもりはありません。

にもかかわらず「見捨てる」という残酷な現実に直面してしまって平静でいられるわけではありません。苦悩しています。
そのあたりをもう一度ご理解いただいてからご意見いただけると幸いです。

よくこちらの画像が送られてきます。

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こういう考え方が大事だぞと。

しかし、私は既にこれを実施しています。
これを私に指摘というのは既に界王拳を使って戦っている悟空に対して「界王拳を忘れていないか」と指摘しているヤムチャのようなイメージです。

私が論じているのはこの教室に「箱を5つ積み重ねてやっとグラウンドが見える」子どもがいる、そんな状況です。
私一人で作り出せる箱は3つ。
だから級外や教務と協力して、なんとか1つ作り出しました。しかし見ての通り箱は3つ、既に使われています。時間と労力と連携を尽くしやっと1つ箱を作り出したのです。
しかし箱は4つ足りません。
支援級の先生がいれば4つの箱を作り出すことができます(支援級在籍で全時間交流は可能)。
しかし保護者は言います「支援級の力は借りないでください。」
教室に残る箱は1つ。担任は最後の力を振り絞りもう1つ箱を作り出しました。もう憔悴しています。
使われている箱は3つ、残った箱は2つ。

さあ、既に箱の上に乗っている子どもを引きずり下ろして、5つ全てをその子どものために使いますか?

私は使いません。残念ながら見捨てます。
何故なら私はクラス全員の学級担任だからです。

と、いうことです。

支援級以外からの増員は望めません。

さあ、どうしましょう。