若手Aの自分勝手改革論

『ココがヘンだよ学校教育』 一労働者の目線から、学校教育を妄想改革していきます。

018 ポケモンDPから学ぶ多様性の定義 Part1

夏休みもそろそろ終わりですね。

ところでみなさん
ポケモン」と言えば何をイメージしますか?
子どもの時に流行ったゲーム、アニメ。
最近増えすぎて何匹だかわからない。
ポケモンGOが話題。色々ありますが、多かれ少なかれ皆さんの生活の中でポケモンという情報が生活の中に入ってくることはあったかと思います。

私がポケモン、いやポケモンアニメにハマったのは大学2年生の時です。
小学生の時はデジモンアドベンチャーモンスターファームなど、もう少し殺伐とした冒険物語が好きな刷れた悪ガキだったので、やっていれば見るけど程度のものでした。
ほのぼのとした雰囲気、お約束のロケット団、かわいいキャラクター。
ファミリー向けのアニメという印象が強いポケモンですが、実は一時だけ、雰囲気を残しつつも作風を大きく変えた時期がありました。

ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(以下DPと記載)。

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サトシのは多くのライバルトレーナーと出会い切磋琢磨してきました。

例えばシゲル
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サトシを小馬鹿にしつつ、でも良き友だちのような存在でありました。

しかし、ここで登場したライバルは違います。
サトシとは真逆の価値観をもったトレーナー

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シンジが登場します。

シンジとサトシの出会いはムックル捕獲についての価値観です。シンジは無数に現れた野生のムックルで一番強い個体をゲットします。
それを見たサトシは強さだけでゲットするポケモンを決めるのはどうなんだと、突っかかりバトルになります。

ご存じの通りポケモンを友だちのように慕い、信頼するサトシ。

シンジはバトルの中で捕獲したムックルが期待に沿う個体ではなかったとしてその場で逃がします。まさにキャッチ&リリース。

また、バトルに続いて登場したのがヒコザルです。
ヒコザル、見た目の割に大健闘。素早い立ち回りでサトシに実力を見せつけますが敗北。
その際にシンジは「使えない」と吐き捨てます。
サトシは怒り心頭です。

互いに1体を残し、サトシがピカチュウを。シンジがエレキッドを繰り出します。
最終的には引き分けに終わるのですが、ここで二人はお互いに最悪の印象を抱きながら別れます。

シンジは究極の合理主義者なのです。

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このようにDPは
ポケモンとの友情や信頼を大切にするサトシと
超合理主義的トレーナーシンジの対立という構図で幕を開けていくのです。
シンジに一切ギャグ要素はありません。
ポケモンシリーズの雰囲気としては異質です。

シンジは毎話に登場するわけではありませんが、度々衝撃的な登場の仕方をします。

(ジムリーダー戦で活躍できなかったマリルリを見ず知らずのギャラリーの少年をあげてしまうなどサトシが絶対にやらなさそうなことを繰り返し行います。)

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度々小競り合いを行う両者ですが
この後2人に決定的な出来事が起こります。

とある街のダブルバトル大会(二人のトレーナーがチームを組んで一匹ずつ出しあって戦う)で偶然にもサトシもシンジはパートナーになってしまいます。

何とかチームバトルをしようとするサトシですが、そこでもサトシとシンジの価値観の違いがぶつかります。

決定的だったのはこのあと。
シンジが前述のヒコザルに無茶な指示を出します。
捨て身、それはまるでヒコザルをわざと傷付けようとしているかのような不可解な指示です。
サトシは止めるように言いますが、一切シンジは聞く耳をもちません。

結局力を発揮することができなかったヒコザル
そんなヒコザルを、シンジは夜もトレーニングを課します。他の手持ちポケモンに技を出すように命令し、徹底的にヒコザルを痛め付けます。
ロケット団ニャースも目に涙を浮かべる程の悲惨な光景。おいおいテレ東7時の枠だぜ。

しかし、シンジは当て付けでヒコザルにこのようなことを行ったわけではありませんでした。
このヒコザル、過去にゴローンの群れに襲われ絶体絶命の時にとてつもない力「もうか」を発動したことがあるそうです。
いわゆる孫悟飯体質のようです。

シンジはシンジなりにヒコザルの力を引き出そうとしているのです。

そして翌日、ダブルバトル決勝。
シンジはここでも連日の疲れが残るヒコザルを繰り出し、無茶な命令を繰り返します。

その光景を見て我慢ならないサトシ

なんと、ヒコザルに指示を出します!

アドラーもびっくりですね。

ヒコザルも条件反射のようにサトシの命令通り動き、これまでにないような動きを見せて活躍。ダブルバトル大会は皮肉にもチームワークの欠片もないサトシ&シンジチームの優勝に終わります。

試合後、申し訳なさそうにシンジの所に戻るヒコザル

シンジはヒコザルを受け入れませんでした。

こうしてシンジはヒコザルを捨てました。

そんなヒコザルに救い手を差し伸べたのはサトシでした。

続きはまた後日。