若手Aの自分勝手改革論

『ココがヘンだよ学校教育』 一労働者の目線から、学校教育を妄想改革していきます。

022 妄想!!勝手に教育改革!!

ついに日本の教育に着手します。

設定は教育改革が起きて、色々な大人の思惑がぶつかりあった結果、若手Aが文部科学大臣になったという感じで読んでみてください。
ちなみに総理大臣を中心になぜか閣僚に絶大な信頼を私の言ったことは全て現実になる設定です。

かなり思いきった教育改革を進めていきたいと思いますので、どうかご一読ください。

さあ、独裁的革命の時間です!

f:id:wakate_kyouyuA:20181118195105j:plain











まずは現在の公立小学校教育の問題点

【子どものとっての問題点】

・拘束時間が長い。
・自主性が軽視され、規律が重視されるため思考が奪われる。
・委員会や行事などで学習時間が削られる。
自治体、学校あるいは担任の教員によって受けられる教育の質が大きく違う。
・保護者の意向により適切な教育が受けられないケースがある。
・大人の目のない場所で放置される時間が長い。


【教員にとっての問題点】
・当たり前のように過労死ラインを越える労働時間。
・適正な賃金が払われていない。
・自ら進んでスキルアップできる時間がない。
・一律にやり方を制限されるマニュアルに沿ったファミレス型研修によって裁量が奪われる。
・保護者や管理職よりも立場が弱いため、時に不当な理由で叱責されるリスクが高い。
・授業の準備や採点などをする時間がない。
限界集落化、慢性的な人員不足。


【保護者にとっての問題点】
・PTA活動などで不当に時間が奪われる。
・子どもと過ごす時間が少ない。
・意味のない紙媒体でのやりとりを強いられる。
・学校が本音でぶつかってこないので、時に勘違いしたまま子育てをしてしまう恐れがある。



今、思い付く限りでもこれだけあります。
全ては網羅できないまでも、少しずつ紐解いていきましょう。

もちろん予算は大幅増です。
私の言うことは絶対なので、全会一致で教育予算大幅増が決まりました。














【改革1】 人員拡大!!免許法の改正!!

まず小学校に三種免許を導入します。
教員になるまでには、大学に入学し小学校教員の一種免許あるいは二種免許を取得しなければいけません。その上、更新しなければいけません。

まずは『免許更新を廃止』します。
しかし更新規模者は更新料は支払います。
これは本音と建前の問題ですので、結局は教員から金を搾り取りたいがためにこういう理由をつけてやっているわけですから、時間だけでも返してもらいましょう。

三種免許については、塾講師のアルバイトをイメージしていただきたい。
○○ゼミナール、○○義塾をはじめとする大手の予備校は全員ではありませんが優秀なアルバイトに支えられている部分もあります。
教員は聖職者だ!!なんて何十年も前は言われておりましたが、今は二人に一人の割合でなれるわけです。特別でも何でもありません。
ただし、興味があっても教員免許の取得という高いハードルがなければなることができないのが教員です。なり手がいないのに選別している。これはもう意味がわかりません。

なので、小学校三種免許を導入します。
これは各学校が決められた枚数だけ1年限定で発行することができます。簡単な筆記試験と面接試験で合格すれば働くことができます。
いわばアルバイトです。
授業を担当することや、教育活動に携わることはできませんが日直業務や配布物の整理、清掃や各種書類の整理、電話担当、コピー事務、教材の作成や業者への発注、各教室への運搬、登下校の見守り、校外学習の引率、備品管理、修繕、体育のライン引き、ワークシート作成、教科書の管理、ゴミ捨て、飲み会の幹事などを行うことができます。
また希望があれば学生ボランティアやインターンと同様に授業の補助なども行うことができます。

大学卒業して就活失敗した、前の会社で上手く行かなかった。でも、教員の仕事ちょっと興味あるな。なんて人たちが時給、シフト制で気軽に働くことができます。
希望があればクラスで給食を食べたり、することもできます。ここで教員いいなって思ってくれれば教員のなり手も増えますし。合わないなと思えば、ここで引き下がれるわけですから離職率も下がります。

通称『学校アルバイト制度』です。
多忙な中、善意を盾に不当に保護者や教員の労働力を搾取するPTA活動や校務文掌ではなく、きちんと正当なお金を払って仕事をお願いすることが当たり前の世の中になってほしいものです。



【改革2】学年は学級担任+副担任1、3年生以上音楽家庭科は別枠専科、児童指導主任創設

学年には必ず学級数+1の人員を置かなければいけない。また1クラスの人数の1、2年生は30人、3~6年生35人に上限を設定する。

初任者は2~4年の副担任に配属する。
5~6年は副担任に加え、中学校の講師を希望しているが中学校に枠がないという人を副担任に配属する。中学校は小学校に比べ、採用倍率が高く教科によっては講師の声がかからない場合も多いという現状もある。そういった人にとってもスキルアップの場にもなるし、子どもたちにとっても専門性の高い授業を受けることができるメリットがある。
1年生の副担任には再任用枠をあてる。
はじめて子どもを小学校に通わせる保護者の相談窓口も兼ねる。担任↔保護者の関係にワンクッションあることで互いに安心感を持つことができるだろう。

小学校といっても5、6年が荒れるケースがある。
また、そういった子たちは結局進学した中学校で悪い方向に活躍してしまうケースもあるので、一人分人員を増やす経費をケチるよりは、小学校段階から中学校の生徒指導担当的ポジションの先生は必要だろう。

また、低学年担任が週1コマ高学年の兄弟学級の授業を受け持つ。低学年ばかりもっている先生が「低学年しかできない」なんて揶揄されるような職員室はあってはならないと思う。
高学年担任へのハードルを下げる、または業務の均等化を図ることによって、高学年を希望する教員が増えることで、高学年ばかり担任している先生も低学年でその大変さを知れるとよい。
そうすれば「低学年は楽、高学年は難しい」と言った謎の風潮もなくなり職員室の風通しも良くなるだろう。

またアメとムチだが、初任者は試用期間の1年間は実家暮らしあるいは教員住宅に住む場合は賞与はなし。8時より前に来てはいけない、17時には退勤しなければいけない。という厳しいルールのもと管理される。

また生徒指導主任は教務主任と双璧を成す学校のNo.3という位置づけとします。
担任という地位にあぐらをかいて誠実に子どもと接していないなど、学級経営など職務執行に怠慢が見られる場合は管理職に報告します。
担任が楽になるわけではありません、負担が軽くなる分、職務専念に気を引きしめなければいけません。

また、毎日を学校公開日にします。
保護者にはIDを配布し、事前にメーリスに連絡を入れ承認されれば好きな時間に教室を参観することができます。



【改革3】教育課程大幅編成

外国語の導入、道徳化。
500mlのペットボトルに600mlの水を注いではこぼれている部分を見なかったことにして「まだ入るじゃないか」と愚かなことは即時廃止します。

外国語は3~6年まで年間35時間、道徳は教科化に伴い年間12時間に縮小。
総合的な学習の時間を廃止、代わりに年90間時間情報科を導入。
エクセルやワード、パワーポイントなどの使い方やプレゼン。資料の作成。プログラミングをはじめとしたLINE、instagramなどのSNSの使い方、スマートフォンの仕組みや情報ツールを使った調べ学習、動画の作成や編集、テクノロジーに関わる科学技術の知識などを学び、知識基盤社会とこれから来るテクノロジーの時代への対応を目的としたキャリア教育への礎を築く。道徳の時数減は軽視しているわけではなく、情報科との合科的プログラムを行うことも前提とされている。

学校行事で時数を取れるのは年間35時間と厳密に規定。運動会の練習を体育で取ったり、学習発表会の練習を音楽で取ったりすることは違法とする。
少しでも行事にかかわる内容をその時間の中で行うのであれば、行事で取らなければいけない。違反が発覚した場合は校長の給料が半分になる。
行事の時数を取る場合は校長の許可が必要。

5年生以上の図画工作と体育の時数を減
中学校同様、選択科目としてどちらかを選ぶ時間を1時間設けます。

1年生の生活の時間を増
これまで曖昧になっていた、4月当初の給食指導や下校指導、トイレの使い方や、掃除の仕方、教科書の置き方や連絡帳を書く時間を生活科としてきちんと確保する。
毎年やっているし、絶対に必要なのに何故か明文化されないところは本当に雑だと思う。週案とかきちんとつけさせて時数管理をするのであれば、こういうところも統一すべきであると思う。

体育は年間8時間減
記録的猛暑のため、安全性の確保のため7月及び8月は体育の実施を禁止とする。
また、水泳学習をカリキュラムから外す。
教育的効果は見込める単元だが、投下する予算や労働力があまりにも多すぎる。
デメリットも非常に多いので断腸の思いだが、改革とはそういうもの。大きな損失なくして成功は掴めない。



【改革4 校務文掌 歩合制】

働いた分だけの賃金が貰えない。
やって当たり前、やらないやつは怠け者。
公立学校のこういうところが職員のやる気を削ぎ生産性を下げているのだと思う。

小学校教員の給特法を廃止します。
その代わり、前述の学校アルバイト制度、児童指導主任制度、教育課程改革でかなりの業務精選はできているはずです。

それでも学年主任、教化主任、運動会主任などはその仕事の特性上教員がやるしかないのです。また校内研究などもあります。
そこで、給特法廃止で浮いたお金をそういった仕事を頑張った人たちに手当てとして渡します。

職員室はギスギスしています。
あの人は働かない、この人は何もしない。
それは全て心の底ではできるだけやりたくないと思っている無償労働のせいであります。
そこに賃金が伴うことによって、お金のために引き受ける人、余暇を楽しみたいから引き受けない人もいます。それぞれの仕事に対する考え方が尊重されると良いですよね。

また校内研究は指導案を書く人と、授業者を別に設定するなど一人の授業者に負担がかかりすぎないようにします。また、校内研修の日は学校HPなどに指導案を公開し、希望があれば学区に住む一般の人と参観可能にします。研究競技にも参観可能です。
誰かさんの言葉を借りると「教員ムラ」というものでしょうか。やはりムラの外の意見がないと、我々は凝り固まってしまいますからね。



【改革5 学警連の強化】

近年子どもはいじめによる自殺、教員は過労死など、学校で人が死ぬなんてニュースも耳にします。
事例としてはごく一部ですが、実際に死んだ人以上に「死ぬほど辛い」と思っている人もいるかと思います。

よく聞かれる言葉に保護者は「モンスターペアレント」、教員は「パワハラ」、子どもは「いじめ、中傷、器物破損」など、学校という箱の中ではとても処理できない重大な死に直結するような事件があります。そして、学校は何故か暴力事件が起きても、パワハラがあっても、保護者からの暴言を受けても、警察へ連絡することはほとんどありません。
我慢すること、耐えることが当たり前になっている現状があると思いますが、私は正しいとは思いません。時には学校側がいじめや暴言の事実を隠蔽することもありますし、保護者からの理不尽な罵倒に耐えることもできず退職に追いやられることもあります。このノーガードの殴り合いこそ、本当に不毛です。

なので学校に一人、巡回の駐在警察官を配置します。教員視点ではパワハラを受けた時にも、保護者の言葉や要求が度が過ぎたと感じる時も即時相談することができます。保護者も教員がいじめや暴力に教員が対応しない場合、駐在警察官に直接掛け合うことができます。
また、学校で手に終えない問題行動に関しても、学校内の出来事だからと許されていた現状がありますが、これも法に照らし合わせて厳密に処罰しましょう。厳しいようですが、学校の中でも世の中のルールが適応されるようになっていかなければいけません。学校の治外法権を根絶して、教員にも保護者にも子どもにも世の中のルールが適応されるようになると良いですね。



【改革5 完全消灯制度&その他経費削減】

大幅な人員増で、教育予算が増えました。
ビルドビルドアンドビルドでは、教育効果が破産してしまいます。

水泳、給特法、初任者のボーナスなどで予算の工面はしているが、とてもじゃないけど賄えない。
そこで少しでも経費を捻出する方法をいくつか考えてみた。

1 完全消灯制度
20:00には学校を完全に消灯する。
電気代の削減。

2 夏休みの延長、閉庁日の設定
夏休みを延長し光熱費の削減。
また閉庁日をつくり一切の光熱費がかからない日を設定する。

3 わら半紙の導入
紙をわら半紙にする。

4 学級だよりの電子化
担任がそれぞれ学校HPにblogを開設。
パスワードを保護者に伝えて閲覧。

5 休日の校庭解放の有料化
学校の備品(ネット、ゴール、ダストなど)を使っている以上はその維持費はその団体に支払ってもらうこともできる。

6 広報紙の廃止、掲示物の精選
毎日を公開日に設定することで、広報の必要もなくなり、無駄に掲示物に経費を取られることもない。

7 連絡帳の廃止
メーリスの利用で欠席連絡を手軽に。
未だに紙媒体でのやりとりなんて時代遅れにも甚だしい。





いかがでしたでしょうか。
以上が私の考える教育改革でした。